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2010.03.25

ミズメザクラという木のこと

本日より、御濠の桜を生かしたグッズに因んだ催し、「桜まつり」が始まりました。

御濠の桜

大きく開けた窓から見わたせる桜はまだ一分咲きですが、暗く光沢のある樹皮が桜の花の生まれたての淡い色に包まれていくことを思い浮かべると、わくわくします。

今回は、ミズメザクラという木をご紹介します。

毎日の変化がとても楽しみです。

ミズメサクラは、若いときの樹皮が桜に似ているのでサクラの名前がついていますが、カバ科の木です。山奥に育つとても堅い木で、家具の良材として知られます。「桜まつり」でも、ミズメザクラの一枚板を拭き漆塗りで仕上げたテーブルをご覧いただけます。

ミズメザクラのテーブル。鮮やかなちぢみ杢が見られます。

また、ミズメザクラからは、とても特徴のあるエッセンシャルオイルが抽出されます。その昔、樵が森の中で斧を振るって一日の仕事を終えると、ミズメザクラの皮を少し剥いでその瑞々しい樹皮を疲れた体に貼ったそうです。この精油には湿布薬に含まれるサリチル酸メチルが含まれていて、マッサージにとても適しています。日本の木々からのエッセンシャルオイルの抽出という新しい取り組みのなかで、昔の人々の智恵の奥深さに何度も驚かされています。

「桜まつり」では、ミズメザクラのブレンドオイルと米ぬかのキャリアオイルを使ったマッサージも体験いただけるイベントもございます。

詳しくは、オークヴィレッジ・ウェブサイトhttp://www.oakv.co.jpをご覧ください。

阿部 乃里子