GREENSTYLE Cafe

GS Cafe

2009.02.21

~ともに考えるエコトレンディ~

クレヨンハウスが、「オリジナル・ステーショナリー」を店頭で販売している。オーガニックを中心に地球にやさしいライフスタイルを提案するクレヨ ンハウスらしく、同封されているシートには”地球を温暖化から守ってくれる「木」や「森」を大切にすることから生まれました”とコンセプトが明記されてい る。
背のリングは、金属製やプラスチックでなく「紙製」、ノート本文は「間伐材用紙」と、すべて再生可能な素材を使用している。
また、売り上げの一部は、「Present Tree」を通して、植林活動の支援に活用される。まさに「森を守り、育む」商品だ。SMCは、商品コンセプトづくりや植林プログラムの導入をサポートした。
森林整備の取り組みとしては、林野庁の「木づかい運動」が有名だが、このところさまざまな取り組みが制度の中に組み込まれている。間伐した木をバイオマ ス燃料としてエネルギーを発生させる取り組みは環境省の「J-VER」に認められ、間伐によって森林のCO2吸収量を増やす取り組みも、カーボン・オフ セットの有効な手段と認められた。
水の問題、生態系の復元、生物多様性についても、森林整備の問題とリンケージしてとらえることが一般にも広がってきた。その一方で、昨年、日本木材総合情報センターが小中高校生に森林理解の調査をしたら、惨憺たる成績だったという。
森林がCO2を吸収し、固定しているという認識はそれぞれ50%に遠く及ばなかった。クレヨンハウスは企業向けにもカスタマイズしたステーショナリーの 提供も企画しているという。素材として国産の木材を使い、経済行為を通して使うだけでなく植林という「作る」行為もプログラムされているこのシリーズ(ス テーショナリーはノート2種と、スケッチブック)。こうした活動が広がれば、森林整備への取り組みは、本当の意味で国民に浸透していくことになる。
(合馬龍一郎)

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<筆者紹介>
合馬龍一郎
(株)ソニー・ミュージックコミュニケーション(SMC)で、5年前にエコビジネスの立ち上げにかかわり、財団法人水と緑の惑星保全機構などとともにGREENSTYLE設立に参画。現在はSMCビジネスソリューションオフィス/エコソリューション課勤務。

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